第十二話 アレリオン33ニュース

アレリオンに33フィートが出るというニュースは以前お知らせ致しました。その全体像が少し見えてきました。一号艇の進水は今年の秋になりますが、その前にちょっとニュースです。



まあ、見た目はアレリオン28にそっくりですね。違う所はトイレが独立トイレになるようです。それに舵がティラーでは無く、ステアリングですね。それとリグはアレリオン28と同じか、オプションでアレリオン38と同じようにカーボンマストにでかいメインセールというセールプランもあるようです。丁度、アレリオン28と38の間という感じですね。進水がとても楽しみです。価格ですか、まだ未定です。

アレリオンも28、33、38と揃いますと、もうシングルハンドのデイセーリングというコンセプトから考えて充分なバリエーションかと思います。このように、アメリカではアレリオンの人気は高まる一方で、それにつれてモデルが増えてきました。

日本は大量生産艇の価格に慣れてますので、こういうヨットは高いと感じられるかもしれませんが、
何十年のスパンを考え、実際の運用面を考え、品質を考えますと、果たしてそう言えるかどうか。アメリカではちゃんと市場に認められています。船体の強度など、通常の2,3倍あります。という事は波に負けず、寿命も長い。再販価格も高いという事です。

安いヨットで充分と考えられるかもしれませんが、安かろうが、高かろうが、使うという面を考えますと、果たして安いのかという疑問も無いではありません。価格をフィート数で割るとフィートいくらの価格が出ますが、まるで建築の坪単価みたいですが、価格を使用回数で割るとどうでしょうか。アレリオンは気軽にセーリングが楽しめて、ハイパフォーマンスで、セーリングが面白いヨットです。それで回数多く乗れれば、割安という事にもならないでしょうか?

とにかく、進水が楽しみです。今年の秋には、詳細をお知らせできると思います。

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