第九十八話 自己満足

それじゃ〜自己満足だよ、と言われますとと、それはいけませんという意味で言われます。でも、場合によっては悪くない。自己が満足するんですから、それ以上の事は無いとも思えます。未熟さ故に、誰かに迷惑をかけるというのはいけませんが、自分の個人的趣味の世界で、遊びで、自己が満足なら、それも良い。それどころか、自分自身さえも満足させられない事の方が多いですが。

という事で、自己を満足させる為に、しかも、表面的な快楽では一時的になりそうなので、何かを習得して、そのうえで、自分をいい気分にどんどん導いていく。そういうのが良さそうな気がします。何かができるというのは、実に気持ちが良いですから。

例えば、野球がうまい。テニスがうまい。絵がうまい。何でも良いんです。 もちろん、もっとうまい人は世の中にたくさん居るわけですが、自己がある程度満足できるぐらいなら良いんじゃないでしょうか? もちろん、そこに留まる事は無いわけです。

そして、ここで言う事はセーリングがうまいです。そういうのについ憧れてしまいます。手足の如く、頭使わずにフィーリングで操作してしまう。そうやって得られる心地良さは、一時的では無いし、享楽的でも無いし、ちゃんと長い間積み重ねてきた経験から来るものですから、一朝一夕に出来るものではありませんから、だからこそ、気持ちの種類が違います。

もちろん、競争したら負けるかもしれません。もっと上手い人から見たら未熟でしょう。でも、長い実績を積み上げたものを楽しんでいるわけで、それで良いと思いますね。むしろ、そこまで行くのも大変なんですから。

誰が何と言おうと、自分の好きなヨットで、好きな時に、好きなだけ、好きなように乗る。これ無くして、何の為の遊びでしょうか?自己満足、おおいに結構じゃないかと思います。

ところで、音楽をひとつ。ヨットとは全く関係ありませんが、悪しからず。


スウェーデンのジャズトリオの演奏です。軽目のを選びました。暇つぶしにどうぞ。これも私の自己満足のひとつかもしれません。お嫌いな方は無視してください。個人的に音楽が好きで、特にジャズを好むもんですから、これから、時々、JAZZに限らず、こういうのを挟んで行こうかなと思います。

お気づきのように、このTALKも、マンネリも良いとこなので、何か目先を変えようと考えました。もちろん、自己満足ですから、悪しからず。 ちょっと目先を変えるとまたやる気も出てきます。本当は、このTALKは誰かに読んでもらいたいと思って書いていますから、自己満足ではいけないわけですが、何か変化球を投げたくなった次第です。

セーリングしながら、音楽を楽しむ。こういうのも有りではないでしょうか? で、セーリング中に合う曲はどんなのが良いかな〜と考えたりもします。セーリングは完全にプライベートですから、自己満足で良い、むしろその方が良いかもしれませんね〜?自己満足で何が悪いと開き直っても良いかもしれません。自己満足では世界が狭くなる。そうかもしれません。しかし、見方を変えれば、いくら自己満足を排しても、それでも知れる事は一部でしかない。全部は知り得ない。何事もバランスでしょうか?

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