第七十話 中年オヤジ

昔は散々言われたもんですね、ダサイとか、でも、今時のオヤジは違います。オシャレで粋で、渋い。人生の経験量が違うのですから、餓鬼なんかと比べるまでも無く、かっこいいのです。ようやく世の中もそういう認識が出来てきた。これからの熟年オヤジには良い時代になる。

先日、本屋で立ち読みしてましたら、アダルトピアノというタイトルの本がありました。立ち読みで失礼しましたが、著者は41歳からジャズピアノを始めたそうです。ちょろっとジャズなんか弾けたら実にカッコイイですね。私の知り合いにも、まあ多分60歳ぐらいでしょうか、トランペットを始めた方がおられます。最近では中年の方々が楽器に挑戦されるケースは多いと聞きます。どんどん練習してうまくなって、光輝いて頂きたい。そこらの餓鬼じゃあ、まだまだダサイ。今は餓鬼がださくて、熟年がカッコイイ時代です。

それで、ヨットも挑戦しましょうという話になります。そこらの、図体がでかいだけのやぼったいヨットでは無く、存在感のある小さめのヨットで、練習して、かっこよく乗りこなして頂きたいものです。格好もオシャレに決めて、スイスイ走る。こういうオヤジはヨットが全てではありませんね。あっちこっちに出没して、いろんな興味を持って、いろんな事をする。そしていつも一生懸命で、ベスト尽くして
何でも面白がって、輝いてる。若者の話じゃありません。熟年オヤジの話です。こういう人にはでかさでは無く、質で勝負して頂きたい。オシャレなヨットが良く似合う。餓鬼には無理です。既に60歳?。結構です。何の問題も無い。年なんか気にしちゃいけません。面白い物に挑戦していきましょう。ある方がこれからは本音で生きると宣言されました。世間体などもういい。自分のしたい事を本音でやる。そうするとぐっと楽になる。餓鬼が本音で生きるというのとは違います。豊富な人生経験を持つ方々ですから、持ち味が出る。


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お奨めはこの二つ。おしゃれなクラシックデザインは存在感たっぷりです。クラシックなスポーツカーです。テーマは”自由自在”、これです。いつもピカピカに磨いて、その美しさを強調しよう。そして
カッコ良く乗り回す。抜群の安定性でオーナーを支えてくれます。

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