| ジェネカーを設置する際、特にジェネカーファーラーを設置する際は、ジブのファーラードラムから前方へ、最低でも３０ｃｍくらいは離さないと、両者が干渉してしまいます。そこで、バウポールなる物が必要になりますが、これがなかなか難しい。それで、プロコという会社が制作していますバウポールがあります。これはアルミ製のポールと、設置は２点のプレートをデッキに設置するのみで、ポールは取り外し式です。 す。このシステムですと、何とか設置できるのではないかと 思います。取り外した場合には、デッキにはステンレス製の プレートが残るのみですから、邪魔にもならないと思います。 写真にはタッく用のロープがありますが、ＲＯＬＬＧＥＮのジェ ネカーファーラー方式ですと、ポール先端にアイを設置しま すが、プロコさんでも、アイは設置して頂けるそうです。 サイズも、艇によって、いろんなサイズがあります。 最近のもうひとつの注目艤装品は、メインセールのスライダーをスムースにする物です。コスモマリンさんが輸入されていますが、ストロングトラックという物です。 を差し込んで、セール側は専用のスライダ ーに変えます。これで、スライダーの動きは 非常にスムースになります。 メインハリヤードを緩めたら、セールはストン と落ちてきます。優れものですね。大型艇で はセールの上げ降ろしも結構大変ですが、 これを使いますと、摩擦がかなり軽減され 楽に上下ができるようになります。まあ、セ −ルの重さは残りますが。それでも、かなり 良いと思います。 メインの上げ下げが楽になって、ジブブームを使うダウンウィンドでなければ、ジェネカーを使う。その際のポールがあって、ジェネカーファーラーがある。 もっと楽をしようと思えば、大型艇なら、メインのファーラーというのもあるのでしょうが、そこまではという方には、前記のストロングトラックに、ブームカバーをスタックパックにするという方法もあります。 のみをはずして、残りの上部側のファス ナーを開けてセールを上げます。降ろす 時も、このバッグに入って、ファスナーを 締める。簡単です。 帆走中はこうなります。 いろんな装備があり、使いようによっては非常に楽になれる。いろんな考え方もありますから、絶対ではありませんが、上記はなかなか良いシステムではないかと思います。ひとつでも楽になる事で、気楽にセーリングしようか、という気になるなら良いんではないでしょうか。 |