第二十九話 テストラン
この3日間、オーナーと一緒にアレリオン33Sのテストランを行ってきました。天気は上々、とっても暑かったです。でも、気分は爽快でした。 このヨットに同乗しての撮影ですから、外 からの写真が撮れません。残念。 舵は軽すぎず、重すぎず、適度なフィー リングを感じます。反応も良い。 メインのトラベラーはコクピットの両サイド ジブシートは上からでも、下からでも操作 できます。もちろん、ティラーを持ったまま。 これは特に強風時のシングルでは、実に 有難い。 ジブが小さい代わり、メインはでかい。 アレリオン28ではウィンチ無しでも、殆ど トップ近くまで上げる事ができますが、さす がにこのでかいメインはウィンチを使い ます。しかし、スムースです。しんどい事 はありません。 ティラーイクステンションで舵を固定設置 すれば、直進性はかなり良いので、これを 利用すれば、オートパイロット無しでセー ルを上げる事ができます。 上りで、見かけの風速14ノット、スピード は6ノット。アビームでは、見かけ8.1 ノットに対し、6.0ノット。 スムースな走りで、実に、いい気分でした。 セーリングのリポートは実に難しい。まだまだいろいろ試す事はありますが、兎に角、滑らかさと 安定性の高さは充分に感じられました。スポーティ感充分。それでいて、楽に操作ができる。それが良いところです。レーサーでは有りませんので、これは大事なところ。 後部はこのようになっています。これが また良いスペースになります。 また、リポートしたいと思います。 |