壮大な旅のロマンも良いし、レースにおける緊張感も素晴らしい。ただ、それ以外の日常も同じ人生の一部ですから、特別なイベントの特別な時だけが重要なのでは無いと思います。ですから、日常も如何に重要な日々であるかを再確認しておきたいと思います。むしろ、日常の方が重要ではないかとさえ思います。
たまに旅行したり、温泉だったり、友人と会って飲んだり、いろんな事を楽しみとしてやりますが、だからと言って普段の生活がどうでも良いわけじゃない。むしろ、普段の生活が充実している事で、他のイベント的な事も楽しむ事ができると思います。家に帰ったら嫌な事ばかりでは、人生楽しくありませんから。
日常ですから、特別なイベントではありません。ヨットライフのベーシックな部分と言えると思います。そこでどんな過ごし方、楽しみ方、フィーリング等々を獲得していけるか? やり方は各人それぞれですが、そこを考えて、むしろそこを中心にして、そのうえでイベント的な物を付加していく方が良いのではなかろうか?
日常的に出来る事、船中泊、宴会、ピクニック、デイセーリング、ヨットの整備、近場へのクルージング、気軽なレース、いろんな事がありますが、自分に合う何かを日常的に楽しむ事を重視して、そこをベースに自分のヨットライフを考えるのも良い方法ではないかと思います。
その条件は、しょっちゅうやっても飽きない事、その為には成長という変化がある事ではないかと思います。さらに、その為に試行錯誤したり、工夫したりする事に労を惜しまないでできる事だろうと思います。もし、それがセーリングだとしたら、自分のセーリングを成長させるに労を惜しまないで、それを楽しめる事が必要だろう思います。
未来の壮大な計画も重要ですが、今度の週末はもっと重要なのではなかろうか?その積み重ねの延長にその壮大な計画の実現性もあるような気がします。
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