第三十六話 シングルハンドという贅沢な時間と空間



      
シングハンドセーリングって贅沢なんだだな〜と思います。普段の生活で一人になる事あまりありません。考えてみたら、トイレと風呂ぐらいかな〜? いつも誰かと一緒。 それも悪く無いが、時に、煩わしくなったり、一人になりたい事ありません? 一人でじっくり何かをしたい事とか? シングルハンドの何が贅沢って、自分だけの自由な時間と空間(海域)を手にする事ができる事です。

桟橋から出ると、もう誰も邪魔する者は居ない。完璧に一人です。2〜3時間の一人の自由な時間と空間(海域)を簡単に手に入れる事ができる。どんな具合に走らせるかも自由。漂う様なセーリングもあり、セーリングにいろいろ工夫する事もあり、何も考えずに風を感じたり、繊細にも、大胆にもなれる。もし、セーリングに没頭できたら至福を感じます。

デイセーラーはそういうシングルハンドセーリングを提供します。一人でセーリングを満喫できるという能力です。その能力が、自分だけの贅沢な時間と空間を生み出す事ができる。多くの方々が、家族や友人と一緒に楽しむ事を考え、それが普通だと思います。だからこそ、時にシングルハンドセーリングを楽しむというのは、自分だけの自由な時間と空間が手に入るわけですから、考え様によってはかなり贅沢だな〜と思います。その贅沢な時間と空間に、セーリングを楽しめるなんて、さらに贅沢です。 そしてそのセーリングにもし没頭できたら、贅沢の極みかもしれません。

        

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