第六十五話 円高です



      
輸入をしていますと、為替の変動が特に気になります。アベノミクス以降、円安は急激に進行して、輸入価格は高騰、我々にはきつい状況が続きました。それが今度は円高に振れてきました。本来は、こういう為替変動は各国の実態経済に応じた変動がしかるべきなんだろうと思いますが、実際は、実体経済より遥かに大きくなった金融経済の力の影響で、思惑による影響が強い。円安になれば株価が上がり、円高になれば株価が下がる。 これも実体より外人投資家の影響による。

これらは、個人がどうする事もできないのですが、その対策として、現地通貨での販売をしています。販売価格を日本円にしますと、為替リスクを避ける為に、どうしても余裕を持たなければならないからです。為替で儲かる必要はありませんが、損もしたくない。 それで、ドルやユーロで契約して、為替レートはお支払い時のその時のレート(TTS)を採用、オーナーは為替レートを固定したければ、その分のドルやユーロを事前に購入しておけば固定もできます。

新自由主義が世界的に広がってきましたが、米国のトランプさんと言い、今回の英国のEU離脱と言い、流れが少し変わってきているような気がしますね。 さて、日本のTPPはどうなるか?

ところで、話は変わりますが、写真のオプティオ9、ベース価格は94,500ユーロ(セールはオプション)となります。
        

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