第二十三話 自由自在 again

自由自在と言えば、是非、アレリオンのビデオをご覧頂きたい。70代のオーナーがこの
アレリオンを乗りこなす姿が映し出されています。桟橋からの出し入れ、その回転能力
の高さ、セーりングにおいて、上りから一回転して見せたり、手放しでセーリングしたり
見ていて実に気持ちが良いです。これぐらい乗りこなせたら、さぞ、面白かろうと思うの
です。アレリオンビデオ これをクリックして、ABOUT ALERION、するとページの上の
方にSEE OUR VIDEOと出ますので、それをクリック、すると、3つの転送速度が出
ます。この中で自分のパソコンに合ったスピードを選択しますと、ビデオが始まります。
15分にも及ぶ長いビデオですが、この中にアレリオンのエッセンスが凝縮されています

ヨットは大型艇を豪快に乗るというのも迫力があります。でも、一方で、こういう小さなサイズ
を自由自在に乗りこなすという乗り方もある。どちらが良いかはオーナー次第ですが、今は
より大きなヨットという風潮があります。でも、そんなに乗りこなしているようには見えない。
ならば、こういう乗り方も面白いですよ、という提案です。それで、何人かの方々がこういう
乗り方に目覚めて、自由自在に乗りこなして楽しんでいただけるようになればと思いますね。

どうせ遠くへ行く暇が無いなら、せいぜい一泊か2泊程度なら、決まったクルーが居ないなら、
たまにゲストを呼ぶ程度なら、シングルハンドで自由自在に乗りこなしたいなら、クラシックな
美しさを楽しみたいなら、アレリオンはうってつけです。このビデオをご覧なれば、そう思う方も
多いと思います。

ライフラインが無い。でも、全く恐怖感はありません。キャビンが狭い?キャビンではそんなに
大勢で長時間過ごす事は無いし、たいそうな料理も作らない。それにみんなで宴会の時は
コクピットに6人はゆっくり座れます。トイレもあるし、女性も安心。シンプルながらギャレーシン
クもある。ガスコンロはカセットコンロを持ち込んで、アイスボックスもあるので、その日の分だけ
の飲み物や食料を仕入れればOK.こんな気軽なヨットです。

それより、セーリングして、セルフタッキングジブにジブブームをつけて、タックもジャイブも自由
自在、その場で簡単に一回転してみせる。重心も低いので腰は強く、スピードも速い。おまけに
舵効きは抜群で、しかも直進性も良い。こうなると、誰でも簡単に乗りこなす事ができます。
このヨットは決して安いヨットではありません。同じ金額でもっと大きなヨットを買う事もできる。
でも、そんなヨットにめったに乗らないなら、実際多くの方々が乗っておられないが、こういうヨット
をスイスイ手足の如く乗りこなした方がどんなにか、面白いか、そういう考え方もあって良いので
はと思う次第です。値段を見える物の範囲内で考えるなら、そりゃあ大きなヨット、何でもついて
いるヨットの方が良いと思う。しかし、ヨットはそこに置いて、眺めて楽しむより、乗って楽しんだ
方が遥かに面白いのです。そういう性能面、見えない所に価値があります。その見えない部分
をいかに考える事ができるか、それがポイントです。それさえできれば、このヨットは最良の友と
なるでしょう。これが私が最もアレリオンを推薦する理由です。自由自在、これを目指します。

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