第二十八話 暑中お見舞い申し上げます 

   
   

連日ニュースでは全国の酷暑の報告があります。35度、36度、地域によってはそれ以上です。昔は30度超えたぞと暑い暑いと言ってたのが、今や30度ぐらいだと意外に涼しいな〜なんて感じたりします。日差しが暑いなんてもんでは無く、日差しが痛い。

ヨットシーズンは夏というのが相場ですが、こうなると夏はオフシーズンと言っても良いぐらい。やはり春と秋ですかね。場合によっては冬ですね。夏なら、夕方です。サンセットセーリングなら良いかも。そうなるとデイセーリングです。ここにデイセーリングの気軽さがあった方が良いです。気軽に少し涼しくて、爽やかな風を感じてゆったり走る。これもなかなかおつなもの。

私はデイセーラー信奉者ですので、デイセーラーでの使い方を考えます。季節の良い時は真剣に走る。セーリングにおける自艇の可能性を探るかのように。そして真夏の昼はオフ、夕方はゆったり走る。できればビールでも片手に。これなら一人で乗っても、仲間と乗っても良いかな。デイセーラーに限らず、気軽に乗れる小型艇のクルージング艇でも良いですね。兎に角気軽さを持てる事だと思います。

本気で走る時、ゆったり走る時、乗り方もバラエティーに。一人で乗る時、友人や家族と乗る時、いろいろな乗り方を工夫した方が良いと思います。酷暑を乗り切ったら最高の秋が来ます。デイセーリングでもいろんなバリエーションができると思いますよ。少しニュアンスが異なるだけでも気分が変わります。


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