第四十二話 New ”フライヤー33”

   
   


新しいフライヤー33の写真が造船所から届きました。デッキ上はそんなに変わったわけではありません。ハッチの位置が変わったぐらいでしょうか。それとチークデッキが人工の物になっています。これは世界的なトレンドですね。

ジブのファーラーはデッキの下に埋め込み式であって上部側には出ていない。その分セールエリアが広がっています。そしてそのファーラーより前にジェネカー又はコードゼロ用のアイ、つまりバウポールは必要無いという事になります。ジブトラックの位置からしてジブは105%程度ですね。今時のセールプランです。因みにマストはオンデッキです。という事はマストを通して雨が入る事は無い。それでエンジンもセールドライブなので海水も入らないという事になります。



メインシートトラベラーとメインシートのコントロールはコクピットシート中央の左右舷の背もたれの箇所、丁度ウィンチの下あたりにリードされてます。よってティラーを握って操作する時、左右舷のどちらからでも操作ができます。トラベラーの左右のコントロールもメインシートもです。これは操作し易いです。

 
 

バウバースがあって手前左舷側はギャレーシンク、右舷側のふたつ折り扉を開ければマリントイレ。バウバースの下に四角いのが見えますが、これは引き出しか冷蔵庫(オプション)です。まあ、冷蔵庫が必要かどうか?

 左右にソファーがあって後部まで伸びていますので
 充分な長さがあります。このヨットのコンセプトは
 デイセーラーですから、ウィークエンダーとしても
 充分な装備だと思います。4人は寝れます。トイレ
 もあり、ギャレーもあり、他に何が要るだろう?

 実は最終的な仕様と価格、オプションについては
 まだ検討しているのでもう少し待ってほしいとの連
 絡がありました。どこまで標準仕様にして何をオプ
 ションにするかです。




















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