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どんなコンセプトのヨットだろうが、どんなに大きなヨットだろうが、マリーナから気軽に出せる気持ちがある事が最も大事な事だと思います。その為に電動ウィンチを使って良いし、スラスターを駆使しても良い。
まあ、出たい時に何の躊躇も無く出せるのが良いですよね。
最初は誰でも緊張します。何たって車の様にブレーキ踏んでその場で停止してやり直すという事ができません。ヨットは常に風の影響を受けて動いていますから、だから出す時に風の方向やその強さを考慮して操船しなければなりません。最初にこのハードルを越えて自由に出す事ができれるようになればもうこっちのもの。但し、このハードルが案外高く感じてしまう人も居ます。それでスラスターを設置できれば、そのハードルも低くする事ができますが、いずれにしろ最初のうちにこのハードルを越えてしまえば気軽になれますし、気軽になれば乗る回数が増えて、よりヨットの様々な面を堪能できるようになれます。
理想はひとりで出せる事です。でも、無理なら誰かを見つけて相棒として一緒に練習します。その時にヨットのサイズが大きく影響しますが、何度も言うようにそれは長さだけの問題では無く全体のボリュームが大きく関係します。ですから小さいヨットにすればより簡単になるし、大きいのに乗りたいならスラスターを設置しても良い。スラスターの代わりに相棒でも良い。
もしひとりで気軽に出せるようになったらどうなるでしょう？ 気が向いた時にいつでもひとりで出せます。友達を誘う事にも躊躇しないで良い。その人がヨット経験があるかないかはどっちでも構わない。そこからセーリングを学ぶに何度も経験を積む事ができて、結局、セーリングの面白さを自分のものにする事ができる。さらにそれを発展させていく事もできる。この面白さを味わう為にみんなヨットを始めたのではないでしょうか？ヨット経験の長さは関係無い無い、経験を数多く積み重ねる事によって面白さを手に入れられると思います。それには気軽さを持てるかどうかではないでしょうか？さらにその為には最初の短期間に頻度高く乗る事が必要かと思います。慣れ次第ですね。
気軽さがあれば、もし出たら強風になってきた時すぐに帰る事ができる。せっかく来たのにとは思わない。また別の日もあると思える。何故ならいつでも何度でも気軽に出す事ができるから。最初は誰でも緊張しますが、それさえ乗り越えられれば後は自然にセーリングの世界に気軽に入っていけると思います。
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