第八十話 セールドライブ
最近ヨーロッパから輸入されてくるヨットを見ますと、その多くがセールドライブのエンジンを設置しています。考えて見ますと、シャフトドライブのようにスタンチューブからの水漏れの心配は無いし、音は静かだし、シャフトが斜めに出て、プロペラが設置されているのに比べて、セールドライブは船体と並行ですから、これも効率が良いのでしょう。これから続々そういうヨットが増えるのではないかと思います。 最近発見した中では、スウェーデンの会社で、日本のHONDAの船外機エンジンを使って、これをセールドライブ化しているのがありました。エンジンベッドまで既にFRPで製作してあり、既存のヨットの船底形状に合わせて、エンジンベッドをカット、そしてエンジンをマウントすれば簡単、それに同馬力の他のエンジンに比べて、軽量、だそうです。12.5HP。但し、元は船外機ですので、ガソリンです。燃料タンクも携帯用のあれを使う。J24なんかにも簡単に設置できたようです。 が、さあ、果たしてこのエンジンは受け入れら れるのか? 海外ではガソリンである事にそんな違和感は 無いのではという気がします。それにモータ ーボードだってガソリンエンジン使ってる。 さあ、どうでしょうか? 左の写真のエンジン下の薄いグレーの部分 がエンジンマウントです。この下部を船底の 内側の形状に合わせてカットする。 FLEX−Oのフォールディングペラが標準とか まあ、海外の人達はいろいろ考えますね。 昔、船外機をそのまま使って、セールドライブ のように船底から突き出して、インボードエン ジンとして使えないかと考えた事があります。 そういう事をきちんと商品化する人がやっぱ り居た。まあ、ちょっと嬉しい気がしますね。 ただ、これはこれ用にドライブを造ってあって、船外機そのままではありませんが。 ひょっとすると、船外機しかつかなかったヨッ トも、これならインボードにできるかも? |