第七十二話 SS倶楽部

ある方がSS倶楽部なるものを作られます。これはシンプルセーリング倶楽部の略であるし、シング
ルハンドセーリングの略でもあります。発足は4月1日、メンバーはその方と私の二人です。活動内容はまだ未定ですが、只今メンバー募集中、とは言っても、今の所メンバーになっても何もありませんが、そのうち考えて行きます。遊びですから、ぼちぼち、何か面白い案があればと思います。遊びですから、こういうのも勝手に作って、面白がるのも良いし、そうこうやってるうちに、何か面白い事になるかもしれません。植木等じゃありませんが、そのうち何とかなるだろ〜ってなもんです。

面白い事というのは、いろいろ面白がってやってるうちにポンと良いアイデアが浮かんだりするもんです。シンプルとか、シングルとかが日本のマリン市場で主流になる事は無いと思いますが、主流にならなくて良いし、主流にならない方が良い。本当に面白い事はメジャーでは無い所にあります。
みんながやらないから価値があります。ですから、メンバーがどんどん増えてほしいけれども、主流にはなりません。

年に1回でも集まって、セーリングしたり、宴会したり、今はメールがありますから通信したりも容易ですし、意見交換とか、アイデアとか、ネットワークが全国に広がると良いですね。シングルでセーリングしても、仲間がたくさん居ると楽しいものです。そして、どんどんその楽しさをひとりでも多くの
方に知って頂く。前にも書きましたが、自分ひとりで楽しんでいるだけでは不十分です。より多くの方々に楽しんでもらう事によって、楽しさは増幅されていくものだと思います。

アメリカにはシングルハンドの倶楽部があります。きちんとした組織のようで、きちんと運営されているようです。SS倶楽部もどうなっていくかは解りませんが、今は、その方と私だけでしょっちゅうメール交換しています。こんな所から、面白さが発生し、育っていくもんだろうと思いますね。

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