第八話 イージー&ファスト

取扱いが面倒だとか、難しいのは御免こうむりたい。クルー不足の時代ですから。それに年もとってきた。でも、速いのは面白い。だから、イージー&ファスト。簡単操作で俊足が面白い。それが当社のテーマでもあります。

ところで、昨日、山口県の室津で、平田さんに出会いました。この方は、2007年に日本を出て、ニュージーランドへ行かれ、2010年に帰国された方。ヨットは岡崎造船のパイオニア10です。ヨットは28歳だそうです。しかし、当時のヨットは頑丈に出来てる。

  写真は平田さん。72歳だそうです。
  ヨットはいわゆるウィンドベーンがついた
  ヨットです。

  当社の言うイージー&ファストとは違います。
  これもヨットのひとつのあり方ですね。楽しみ
  方は、それぞれ違います。
  冒険の旅もあれば、冒険のセーリングもある
  遠くても、近くても、そこに何を見るかによって
  冒険の種類が違います。誰かの詩では無い
  ですが、みんな違って、みんな良い。

  

  
  ところで、平田さん、このヨットを手放したい
  そうです。ご興味のある方は、電話してみて
  は如何でしょうか?
  ニュージーランドの資料はたくさんあるそう
  で、これから行きたいという方にはピッタリ
  かも。
  TEL:090−5940−5963(平田さん)









3年にも及ぶクルージングライフ、憧れる方は多いだろうと思いますが、だれもができる事ではありません。また、見方を変えれば、誰もがしたいヨットライフという事でもありません。それぞれが、それぞれの遊び方を持っています。他人に惑わされずに、自分のスタイルを持つ事が、最も楽しめる方法という事になりますから、どんなスタイルでも、否定されるものは無いし、絶対でも無い。

当社一押しのデイセーラーは、奥様にはあまり受けが宜しくありません。その大きな原因はキャビンの狭さにあります。でも、一部の男性には、強烈な支持を頂いております。

家族に受けが良いのは、キャビンヨット。それは頷けます。でも、男の遊び心をくすぐるのは、外洋艇とかデイセーラーとか、レーシングヨットとか、そういう個性が強いヨットかもしれません。乗るのと乗せてもらうのとは全く違う。でも、奥様の支持を得なければ、手に入れるのは難しい。

山ガールとか、何とかガールという最近の女性の進出が見られますが、ヨットにもそういう女性が出てくれば、ヨットの見方も変わるでしょう。そう願いたいものです。そうしたら、イージー&ファストを支持して頂ける女性も増えていくかもしれません?乗るのか、乗せてもらうのか、そういう違いではないでしょうか?この二つはヨットを見る目が全く違いますから。

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