第四十八話 優れ物

セーリングには大変重宝する計器類。TACKTICKという計器は、ワイヤレス、ソーラーパネル付きというのがあります。

   マストトップに設置するセンサー。配線の
   必要がありません。センサーと表示部を
   どこかに置けば、それでOK.

   スピードセンサーとデプスセンサーの一体
   型もあり、こちらは配線が必要なようですが
   でも、トータルで言っても簡単です。

   配線があると、接触不良なんて事もあるわ
   けですから、これからは、ワイヤレス。
   写真はクルージング用とありましたが、この
   他レース用のジャンボメーターとか、いろい
   ろあります。ソーラーパネルを持っていますが、充電は大丈夫かな、ヨットは毎日乗るわけじゃないし、と思っていましたが、あるヨットにこれが設置されており、全くそういう心配も無いようです。それゃあそうでしょう。そういうところも考慮されていないと意味が無くなりますからね。

できれば、風向風速にスピード計、加えてデプスもあれば十分でしょう。このタイプは比較的廉価なようです。これもセーリングおもちゃです。面白いおもちゃですから、検討に値する。

電子機器は日進月歩です。後、望みたいのは、スピード計センサーの設置に、船底に穴を開けないで設置できるのがあれば良いのですが? どこかにそんなのがあったような気もしないでは無いのですが?

GPSはもう何でも良いという感じでしょうか。安い物でも、昔のに比べたら優秀です。中古ヨット買って、GPSがついてるとしても、古い奴なら、いつ壊れても仕方ないかもしれない。新しい、安い奴に交換する事を考えても良い。そういう意味では、中古艇にGPSがついているとしても、古いなら、あまり評価しない方が良いとも言えます。

ティラー用のオートパイロットですが、ステアリング用はオートパイロットがいつもそこにあるわけで、スイッチオンで良いわけですが、ティラー用はいちいち付けたり、外したり。これがちょっと面倒で、できれば、常にそこにあるような、スイッチオンで使えるようにしてくれれば良いな〜。

オートパイロットではありませんが、ティラーを固定できるイクステンション。これはプチオーパイ的に使えるので、これはちょっとお薦めです。アレリオン33に設置されていて、知りましたが、これはかなり重宝するのではないかと思います。

   イクステンションは伸び縮みしますから
   適度な位置で、わずかに回転させれば
   固定しますから、ティラーを固定できます。
   ティラー操作時は、イクステンションをまた
   わずか緩めるだけで、イクステンションの
   根元側をはずす事無く、そのままで操作
   できる。これはかなり優れものかな。

   イクステンションの根元はボールになって
   いて、それを受けるポケットを両サイドに
   設置しておけば、右舷でも左舷でも、設置
   ができる。これ、好きなアイテムのひとつ
   です。係船時のティラー固定にも使える。
   ウエストマリンで買えます。

オートパイロットまでは必要無い時、ちょっとした間を必要な時、これって便利だと思います。それに、セーリング中は元々ティラーイクステンションですから、そのままポケットから外して使えます。

ちょっとしたこういう優れものが有難い。

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