第三十話 イタリアンデザイン
イタリア人のデザイナーというのは、何故こうも、新しいデザインを次々に出してくるんでしょうね? 全体的には確かにイタリアの雰囲気、そしてその中に、新しいアイデアが盛り込まれています。 さすがに、デザインの国なんでしょうか? パオロジョルダノ氏の新しいデイセーラー もう、完全オープンになっちゃいました。 キャビンは一切ありません。28フィートです。 もちろん、デザインの段階ではありますが、 こういう発想が出てくるというのが、実に自由 な発想をしているんだな〜と思います。 これが受け入れられるかどうかは知りませんが、でも、もし、こういうオープンヨットがどんどん出てきたら、既存のデイセーラーなんかは、それこそ全然違和感なんか感じなくなりますね。要は感覚の問題ですね。 楽しい事、面白そうな事考えて、それなら、こうした方がもっと面白いんじゃないか? そんな感じでしょうか?既成概念にちっとも囚われていないのかもしれません。 ソファーはフルフラットにもなります。 新しい物が出てきますと、少なからず違和感を覚えます。それは既成概念との差の問題でしょうか?既成概念は、その新しい物を、素直に見せてくれない。マイナスの面から見るかもしれません。ですから、もっと素直になれて、それをどう使えるのか? 面白さはどこに? と考えると、そのヨットの真の姿が見えてくるのかもしれません。 |