第五十五話  暑中見舞い

本格的な夏で、連日34度とか35度とか、そんな日々が続きます。長い時間、炎天下に居ますと、頭がクラクラ、こんな暑いときにはオフシーズン。少なくとも、九州ではオフシースンではなかろうか? 暑いし、あまり吹かないし、正直、こういう季節で、ヨットというのはちょっと苦しい。ただ、暑いだけならまだしも、日差しは肌が痛い程です。

それで、ビミニトップを皆さん求めます。日陰がほしい。でも、残念ながら、走るヨットは、ブームが長いし、メインシートがブームの後方に位置しますから、メインシートが邪魔して、小さなビミニ程度しか設置できません。

そこで無理してもなんですから、この季節はオフシーズン、もう少し待って、秋を感じるまで待つか、或は、日差しが落ちるサンセットセーリングにする。夕陽を眺めながらの、サンセットセーリング。
これもなかなか良い感じなのではないでしょうか。日差しも弱まりますし、海に出れば涼しくもなります。そういうちょっとしたサンセットセーリングを楽しむにも、デイセーラーはとっても良いんじゃないかと思います。デートセーリングにもぴったりであります。キャビンなんか不要でしょう?でも、麦わら帽子とサングラスは忘れずに。この季節、普通のキャップより、麦わら帽子の方が絶対涼しいです。

それは兎も角、暑い夏、ご健康に気をつけられて、秋の快適セーリングを待ちましょう。でも、時々は行って、夕方、ちょっと楽しんで下さい。ヨットの為にも良いですから。

それでは、皆様に、”暑中お見舞い申し上げます。”

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