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全ては考え方次第と言いますが、クルージング性とセーリング性の割合をどう見るか?クルージング性を高めればセーリング性は落ちる。セーリング性を高めればクルージング性は落ちる。それに対して、自分の中での割合はどうなんだろう?そのバランスが選択の基準となる。
サンビーム28.1はシンプルなキャビンにギャレーと個室トイレというスタイル。つまりセーリング性を高めた。日常でのセーリングを楽しみ、たまに出かける旅はシンプルで良い。より快適そうなキャビンを求めるとセーリング性が落ちてスイスイ感を味わえない。
仕様は以下の通り。全長:8.50m 幅:2.49m 吃水:1.60m 排水量:2,300kg バラスト:820kg メインセール:24u(標準) ジブ:14u(セルフタッキング標準) 合計38u。セール設定の可能性としては最大で44u(スクウェアトップメインとジェノア)までの設定がある。もちろん、バックステーは排してある。
いつもの様にセール面積/排水量比を見ると、標準セールで22.2と、なかなかの良い感じのスポーティーさがあり、普通はこれで十分セーリングを楽しめる。因みに、最大セールエリア(スクウェアトップ+ジェノア)でみると25.7にもなり、もっとスポーティに楽しみたい方向け。つまり、このヨットの選択はセーリング性をどう遊ぶかという事になる。
さて、インテリアは?ご覧の通りシンプルです。このヨットのコンセプトはこれで良い。近場のクルージングにしたって問題無いし、ホテルだって利用しても良い。このヨットは日常セーリングの面白さを提供する。因みに、天井の高さは1.65m。 前話の26フィートより低い。良いですね。このヨットはそれで良い。

オープンのワンルームにバウバースとギャレー、そして個室トイレが設けてある。充分じゃないでしょ
うか。もちろんテーブルもあります。
我々が日常的にヨットを楽しむ時
旅とセーリングのバランスを考え
る。しかし、ロングクルージング
でも無い限り、沿岸の旅なら、セ
ーリング性能重視な方が絶対に
面白い。レースじゃ無くても、ス
イスイ走ったら誰だって面白いに
決まってます。この感覚を味わい
たい。もちろん、そのレベルもあ
るから、このヨットはそれを選択
できる様になっている。
最近のレーサーは幅を広げて、
船底をできるだけフラットにし
て、でっかいジェネカーでより早
いプレーニングを狙う。しかし、
レースで無いセーリングとして
は、やはり上りの良さとかも味わ
いたい。それに操作がし易いとい
うのも重要、そこら辺りの考え方
が違う。
このヨットはセルフタッキングジ
ブが標準。デイセーラー/クルー
ザーと言っても良い。
標準仕様:71,578ユーロ


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