第42話 ついでにもうひとつ

ついでながら、もうひとつ紹介しましょう。まあ、これは良くある精密模型、自分のヨットやボート
を忠実に再現して造る、カスタムメイドの模型です。中国はこういう模型の世界のランキングトップ
であるそうです。さすがに中国人、器用なもんです。その中でも世界No1.という人物が製作する
模型だそうで、米粒に文字を書ける人達ですから、さすがなもんです。

    

どうせなら、夜間航行に点灯する航海灯もつけたら、と言いましたら、それも簡単にできるそうで
す。自宅の夜間照明代わりにつかうというのもおつなもんでしょう。

自分のヨットでも良いし、あこがれのヨットでも良い。男って馬鹿ですから、こんなもの何故かほしく
なるんですね。昔、イギリスのマリーナに行きました時、そこにクラシックタイプの模型がおいてあり
ました。その精密な事、驚きで、本物は買えないものの、こういう物は近くに置きたくなりますね。

本物のヨットを所有するだけで、マリーナに保管しているだけの方々もおられますが、どうせヨットを
愛でるなら、自宅に置いた方が良い。本物は置けないが、模型なら、酒でも飲みながら想像をかき
たてる。

英国に素晴らしいクラシックヨットがあります。非常に長いハングオーバー、細身の船体、確か、
70フィートぐらいだったかと思いますが、キャビンは狭い。こういうのは実用的に考えるなら、ちょっと
てが出ない。もちろん、価格的にも手が出ない。でも、非常に美しいのです。美しい物は、見てるだけ
で心を動かす。しかも、この本物があって、セーリングできる。こういう感覚は現実的な女性には無駄
に見えるようですね。男は馬鹿ですから、そんな物がほしくなる。でも、だから男は夢を語り、それを
現実にする事ができる。

前にも紹介しましたとても美しいドラゴンとか、そういうのも良いですね。 

次へ       目次へ