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このジャンルのヨットはキャビンを見ればクルージング艇だし、でも、セーリング性能をみれば高い帆走性能を持ち、レースをしても楽しめるというので、レーサークルーザーという言い方をする人も居ます。でも、敢えて言えば、パフォーマンスクルーザーのキャビンをシンプル化して、さらに帆走性能を上げたヨットをレーサークルーザーとして、分けたいと個人的には思います。
そこで、クルージング派にもお薦めしたいのがパフォーマンスクルーザーです。旅をする時は、エンジンを使う事が多いと思います。そうすると、セーリング性能は関係無い。でも、旅をしない時にセーリングを楽しもうという方には、やはり速い方が面白い。旅以外ではピクニックだけなら、クルージング艇で良いわけですが、セーリングそのものをより深く楽しみたいという方にお薦めです。
それは速いだけでは無く、反応も良いし、走らせて、変化を観たり、感じたりしながら、操作をして、また変化を感じます。それで、いろいろ操作をして、セーリングの深さを感じていきます。それが面白い。クルージング艇でもできますが、そのスポーツ度がより高いのがパフォーマンスクルーザーと言えます。
但し、クルージング艇より少し値段が高い。でも、中古艇なら何とか手が届くかもしれませんね。パフォーマンスクルーザーは、いろいろ細かい操作ができるようになっていますが、でも、それはオーナーの任意です。メインとジブの操作だけでも走らせられる。それ以上、どこまで操作を細かくするかは自由です。それが解ってくると、よりセーリングの面白さが湧いてくると思います。そうなるとレースに出て楽しんだりするかもしれません。最近は、レースを楽しむ人達もファーリングジブを採用しています。
という事で、現在、２艇のパフォーマンスクルーザーの中古があります。上の写真はデヘラー４１，下はベネトー３６．７、もちろんファーリングジブで、ジェネカーがあってバウスプリットがあって、キャビンはクルージング艇そのものです。デヘラーの方にはエアコンだってついてます。
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