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ある人、釣りに行きたいと思って道具を買って、それを見たり触ったりしながら、いつかの釣りを想像した。が、しかし、現実には釣りに行く暇は微塵も無かった。道具を見て触って楽しむだけだった。で、この人曰く、想像するだけでも楽しいとの事。まあ、それもあるかもしれないが、本当にそれで良いの?そうこうしているうちに時間はどんどん過ぎ去っていきます。
以前、マリーナには動かないヨットが多すぎると書いた事があります。そしてヨット業界を支えるのはその多くが動かないヨットに支えられていると言っても良いと思います。所有感があるだけです。その所有している事さえ忘れて、年に一度マリーナからの支払い請求が来た時に思い出すかもしれない。業界を支えて頂くのは有難い事なのですが、それで本当に良いの?
遠くを夢見る人は多いのだろうが、現実に今はそれができ無いのなら今は今できる事をした方が良い。その方法としては近場のそれも日帰りとか、半日とか、加えて一人で操船できるようにすればクルーは不要だし、もちろん天候の具合にも影響を受けるわけですから、せっかく予定をたてても乗れない時もある。でも、できるだけ気軽にしておけば乗れない日も、ではまた今度と気軽に言えるようになる。
はじめはピクニックを楽しむ。それからセーリングにもちょっとだけ真剣に考えてみる。どちらも半日あればできる事。忙しい方々にはピッタリです。労働改革とか何とか言いますがやっぱり皆忙しい。それは身体を動かすだけが労働じゃ無いし、労働していない時だって頭を動かしいる。ただ、その頭を動かしている時、ちょっと一休みしてリフレッシュした方が良い事もある。
海に出ると陸上のろいろいろを忘れて瞬時に気持ちが切り替えられる。何しろヨットを操作するという事が必要なんですから、その時に仕事のいいろいろなんて考えられなくなる。だから良いんです。ピクニック以上にセーリングはその効果が高い。セーリング中に上の空というわけにはいきません。
人間の大敵はストレスにあると思います。そのストレスがあらゆる病をもたらす。だから遊びが必要なのであり、その遊びはただのんびりするだけでは無く時に応じて真剣に遊び,リフレッシュを得、さらに遊びの中から面白さを得ればリフレッシュだけに留まらず、表現が良いかどうかわかりませんが自分自身が浄化されるのではないかとさえ思います。座禅は経験がありませんが、ひょっとしたら同じような効果があるのではなかろうか?
だから楽しさを求め、さらに面白さを求める。遊びの意義はそこにある。テレビで鉄道オタクの話が出ますが、最初はあれが好きとかこれが好きとか、関連グッズを収集したりとか、それがさらに進むと非常に詳しい人達が居て、こうなると楽しさを通り越して面白さになっているのではないかと思います。そうなってこそ本当の遊びになる。ただ疲れを癒しているだけじゃない。こんな人達はパワフルです。
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