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時々でも自分のヨットに乗り続ければいろんな事が解ります。それはセーリングに関する事だけでは無くメインテナンスに対しても同様です。舵を握っていて何かいつもとは違うな〜?と感じたりする事は重要で例えばプロペラを回すとかすかな振動が伝わってくるとか、音がちょっと違うとか、冷却水の出る量がちょっと少ないかな〜とか、メインセールを上げる時にちょっと重く感じたり、ビルジがいつもよりちょっと多いかな?と感じたり、いつもとは違う何かを感じると早期に異変に気づき調整や修理が大きな事にならないで済むと思います。
普段の感じが乗ればこそ自然に意識せずとも身についてきます。だからこそいつもと何か違うという事が感覚的に感じられる。言葉にする前に感じなければなりません。それが重要だろうと思います。という事はいつも、普段、それが良い状態である事を基準にしておきたい。ですからシーズンの初めに船艇塗装して、エンジンを整備して、ステイ類に緩みが無いかとかあれこれチェックして乗り出します。何度も乗ればそれがいつもの事として感覚的に身についてこそ、いつもとは違う何かが出る時に違和感としてすぐに気づくことができると思います。普段が良くない状態だといけませんが。
しょっちゅう乗ってますとわずかな変化にも気づけるようになります。ですから良い状態でできるだけ何回も多く乗って自分のヨットの良い状態を感覚的に身に着けて頂きたいと思います。理屈は解らなくても感覚的には解る。何か違う。違う何かに気づいたら何らかの原因があるはずです。それで考える。誰かに相談する。そんな事の繰り返しでますますヨットが本当に感覚的に自分のものになっていく。これに特別繊細な感覚が必要なわけでは無いと思います。意識さえしなくても乗り続けていけば自然に解っていく事だと思います。
実は昔ですが座礁した事があります。たいして大事にはならなかったのですぐに脱出できましたが、その後のセーリングでは微妙に何らかの違和感があり、それですぐにマリーナに戻って上架してもらった処、キールにわずかな傷がありました。周りの方々にはこんなわずかな傷程度で良く気づいたねと言われましたが、それはそれまでしょっちゅう乗ってたからだと思います。鉛キールでしたのでサンディングして形を整え船底塗装してすぐに乗りました処、違和感は無くなっていました。
乗り続ける事が普段の感覚の基準になりますから、その感覚にはヨットを良い状態にしておく事は重要です。いわば自分の感覚の基準を創るという感じですね。それが滅多に乗らないならその基準が創れな
い。だからシーズンの初めに良い状態にメインテナンスしてより回数多く乗るという事には大きな意味があります。乗れば操作にも慣れますし、慣れていけば最小の動きで楽に操作ができるようにもなれる。自由自在にもなっていきます。その感覚が感じられるとますます楽しくなります。回数多く乗るという事はとても大事な事だと思います。さらに他のヨットに乗った時でも違いが解りますね。
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