第三十二話 イーグル46 

   
   



レオナルドヨットが最近デビューさせて力を入れているのが上の2枚の写真、イーグル46です。デザイナーはもちろんフックデザイン。デイセーラーでもさすがにこのサイズになるとギャレーや個室トイレ等一通りの装備はあります。がしかし、シンプルですね。ですがこれで十分事足りる。

操船ははもちろんパワーアシストでボタン操作。簡単操作で快走を味わう。それが主でたまにクルージングに出るにしてもシンプルな内装ながらこれで良い。凝った内装のヨットもありますけど、こんなシンプルもスッキリして良いなと思います。まあ、個人的にはイーグル38で十分なんですが。

何故こんなにデイセーラーが好きなのか? ただ、シンプルなのが好きなのです。セーリングに特化しつつでもレーサーを目指すわけじゃない。如何に走らせ、如何に考え、如何に感じるか。他はまあどうでも良いかなという感じですね。だから内装はシンプルで良い。どんなヨットだろうが感覚的に自分に合うヨットが一番良いと思います。自分にフィットするという感じですかね。そういう感覚でいうと46フィートはちょっとデカすぎる。それはシングルで操船できるかどうかでは無く、それは練習さえすれば何とかなるはずですが、そうでは無く感覚的に自分には過ぎるという感じがあるような気がしています。全ては理屈では無く感覚です。内装だってこんなに広くてどうする?という感じです。個人的にです。

昔53フィートにダブルハンドで乗っていた事があります。デイセーラーでは無かったですからこれよりずっと内装は広かった。でも、操船も内装の広さももてあます事は無かった。感覚が変わってきたのかもしれません。そういう事もあるんでしょうね。ところで今28フィートをレストアする準備をしています。これも良い感じ。要は何でも良い。気に入ったなら良い。理屈じゃないんでしょうね。


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