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前話で昨今のヨットが縦に横に拡大してきた事を書きました。また一方ではそこまでキャビンの広さを求める事は無いという方々もおられる事も書きました。しかし我々はクルージング艇を求める限り今のヨット、拡大されたヨットを選ぶしか方法が無い。そんなにでかいキャビンである必要は無いと言っても他に選びようがない。もちろん、。デイセーラーという選択肢はあるのですがあくまでクルージングを主体にしたいという前提の場合です。
昨今のヨットが拡大してきたという事は昔のヨットはそうでも無いという事になります。そこで昔の中古艇を見てみると私なんかはこれで充分な広さじゃないかと感じたりします。今と昔の同サイズ艇を比べると広さは雲泥の差があります。幅も高さも全然違う。ボリューム感が違えば圧倒感も違う。それだけで随分動かしやすさが違うと思います。そこで狙うは中古艇です。
幸いヨットと言う乗り物が想像以上に高寿命である事が解ってきました。30年、40年どおって事は無い。もちろん、過去のメインテナンスは大きく影響します。ですから求めるは良くメインテナンスされてきたヨットを狙うという事になります。
はっきり言ってメインテナンスが施されてきたとしても全く不具合が無いかというとそうは言い切れません。但し、良くメインテナンスされてきたヨットは不具合が少ない事はいうまでもありませんから、購入後の費用が少なくて済む事になります。
そこで良い状態の中古を探す。無ければそのある中古艇をこれからメインテナンスする。するとどの程度の費用がかかるのか?これは個々に状態が異なるので一概には言えませんが、でもできるだけ状態が良い物を見つけたいですね。
中古艇をメインテナンスして綺麗に仕上げて乗る。新艇には無い良さもあります。それに最新のGPSとか計器類を設置する事もできます。レストアレベルのメインテナンスまで考えるとしたら何だって可能です。ヨットは船体を変える事はできなくてもそれ以外なら何だってできますからそういう目で中古艇を見るというのもあると思います。
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